小学生ながらにしてネトゲ廃人になった話
こんにちは、駄菓子です。
皆さんは普段、ソーシャルゲームやネットゲームはやっていますか?
僕はいまはもう殆どやっていないのですが、小学校~中学校にかけては結構やっていました。
しかも、ガキだというのに生意気にも課金もしてたんですね。(もちろん親の金)
更に、その額は子供ながらにして10万円以上は超えていたと思います。
今回は、その話をしたいと思います。
僕はオンラインゲームと出逢った
僕がオンラインゲームと出会ったのは小学4年生の時です。
その頃は2006年で、世間でもオンラインゲームの人気が出始めた頃でしょうか。
当時、パソコンを周りで利用する小学生は勿論あまりいなかったです。
現代の小学生はどうなんですかね?
皆さんは、Yahoo!きっずという、ヤフーの子供向けのサイトをご存知ですか?
kids.yahoo.co.jpこのサイトが、僕をネトゲ廃人へと追い込むことになります。
当時、僕の学校ではパソコンの授業の際には、Yahooきっずを使っていました。
好奇心旺盛な僕は、Yahooきっずのゲームカテゴリから、あるオンラインゲームを見つけてしまいます。
ドハマりしたオンラインゲーム
皆さんはHabboホテルというオンラインゲームをご存知ですか?
このゲームは、「アバターチャットゲーム」というカテゴリのゲームで、
このように、自分の分身を作って、友達とチャットを楽しむというゲームです。
更に、このゲームの凄いところが、
ご覧のように、自分の部屋を作り家具を設置することができるんですね!
小学生だった僕は大興奮して、家に帰れば速攻パソコンをポチりゲーム三昧!
ただ遊ぶだけなら、まぁ小学生なら外で遊ぶべきはありますが、問題はないでしょう。
問題はここからです・・・。
小学生にして重課金者・ゲーム廃人になる
どんな課金制度なのか?
このゲームは、「ポイント」という制度を採用しているゲームでした。
1P(ポイント)が、確か25円(記憶が若干曖昧)なんですね。
例えば上の写真に写っている椅子なんかは、1個3P(つまり75円)します。
家具によっては値段が違いますが、1部屋作るのにトータルで3000円以上。
豪華な部屋に至っては、万単位のお金がかかるんです。
課金に手を出し始める
小学生だった僕は、最初の数か月は無課金で我慢しました。
ですが、やはりそこは人間。だんだんと欲がでてきます。
もっと良い部屋を作りたい、皆に自慢できる部屋を作りたい・・・。
そして、とうとうパンドラの箱を開けることになります。
人生初の課金を、小5で経験することになります。
ファミマのファミポートという端末で課金をしたのですが、あの時のワクワクは今でも忘れません。
親とは月に500円までという約束で、課金生活を始めます。
当時の月のお小遣いは1500円だったので、かなりの割合を占めています。
月30万稼ぐサラリーマンが10万をネトゲに注ぐと考えたら、かなりやばいですよね?
しかし、そこはずる賢い小学生。使う額はどんどんと増えていきます。
たまに祖父母から貰う小遣いなどもあり、月に3000円課金することもありました。
増える課金、増える利用時間
毎年、僕は小学生ながらにしてお年玉を3万円ほど頂いていました。
大体子供のころはお金を親に預けたりするかもしれませんが、我が家は完全自主性。
自主性を悪い方向にとらえ、僕はお年玉を全額このゲームにつぎ込みます。
増える家具、それに伴い増える友達(ゲームの)
そして、増える利用時間・・・。
この頃には、平日は学校から帰って5時間近く。
休日に至っては、朝8時から夜21時まで。
ほぼぶっ通しでパソコンの前に座っていたと思います。
でも、小学生ながらにして人生最大の幸福を噛み締めていました。
いま振り返ればなんて愚かなことなんだと思いますが、当時の僕は本気でした。
この際だから白状しますが、ネット彼女なるものも当時いました。
現実ではできたことないのに。
俺氏、目が覚める
そんな日々を過ごしながらも、とうとう目が覚める出来事が起きます。
そうです、サービス終了です。
このゲームは、僕が中学生になったばかりの、2009年4月にサービスが終了しました。
最盛期には夜になると1000人以上居た利用者数も、
この頃は400人前後にまで落ち込んでいました。
しかも、夜21時~朝5時まで、青少年保護とかいう謎の理由でサービスが停止するというクソっぷり。
それ故、サービスが終了すると聞いて、「まぁそうだよな~。」とある意味予想の範囲内であまりそれ自体には驚きませんでした。
しかし、問題はその課金額です。
ざっとうる覚えながらに計算してみたところ・・・。
15万円は軽く超えていたと思います。
これは冒頭に紹介したHabboホテルだけではなく、その他手を出したゲームの合計額です。
とはいえ、殆どの額はこのゲームに注ぎ込んだもの。
自分がやってしまった事に恐ろしくなり、やっと僕の目は覚めるのでした。
そのゲームで手にした名声、友達、思い出は
サービス終了という、たったそれだけのことで全て消え去ったのでした・・・
ゲーム廃人になって良かったこと
殆どないと言って等しいですが、一応2点だけ個人的にあります。
それは、
・重課金への反省ゆえに、現在はまともな金銭感覚があること
・タイピング速度が結構速いこと
ぐらいですかね・・・(ノД`)・゜・。
まとめ
僕は今でこそ、真っ当な人生を送っていると思いますが、
小学生後半~中学にかけては本当にやばかったです。
その後もちょくちょくネットゲームに手は出していましたが、
決して課金はしないで、適度に遊ぶ程度にとどめていました。
皆さんがもし将来子供ができたら、絶対にインターネットは適度にした方がその子のためでしょう。
僕にもし将来子供ができて、ネットゲームにハマるようものなら、
この恐ろしい実体験を赤裸々に語ることでしょう。
でもその頃には今では想像もできないようなゲームの進化をして、
また違った問題が生まれるんでしょうね~。
とにかく言えること、それは。
小学生は外で遊べ!
本日も記事を読んでいただきありがとうございました(^^)/
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