環境によって人は創られるらしい
こんにちは、駄菓子です。
今回はある本を読んで、そして実体験として感じたことを書こうと思います。
タイトルにある通り、「環境によって人は創られる」ということです。
環境によって人は創られる?どういうことだ?
ある本とは何か?
最近、僕はある本を読みました。
それがこちら
「若者よ、アジアのウミガメとなれ」です。
この本は、学生時代から起業をしていた著者の加藤さんという方が、過去行った講演会をまとめた本です。
加藤さんは現在シンガポール在住で、シンガポールで起業する日本人に投資をする、いわゆるエンジェル投資家をしています。
で、この本は今後成長するアジアで自分の力を試してみないか!?と、問いかけてくれる熱い本です。
この本に書いてあったことで一番印象に残ったのが、冒頭で書いたように、
「環境によって人は創られる」ということ。
環境によって人は創られる
環境とは何か?
環境という言葉は、色々な使われ方をすると思います。
地球の環境、地域環境だったりさまざまです。
ここでいう環境とは、自分の身の回りにいる人々・コミュニティを指します。
僕はこの一年間、「環境によって人は創られる」ということを身をもって体験しました。
みなさんは、いろいろな環境に属していると思います。
学生ならば、サークルやバイト仲間とのコミュニティなど。
ブログをやっている人なら、ブロガーのコミュニティもあるかもしれません。
その環境は、自分にとってどのような環境ですか?
居心地の良い環境なのか、または挑戦する気概のある環境なのか。
先ほど紹介した加藤さんの環境というのは、周囲がみんな大学生でありながら起業する環境だったそうです。
だから、学生起業という一般的に見たら「異常」だったものも、加藤さんとしては至って普通の感覚だったのです。
環境が及ぼす影響とは?
ここで考えたいのが、環境が自分に及ぼす影響です。
自分が思いつく限りで分かりやすい例としては、
日本に住む日本人は、自分が気付かなくても日本語が話せていると思います。
あ、滝沢カレンはちょっと例外です。僕結構ファンですけど。笑
さて、これは何故でしょうか。
もちろん、幼稚園や小学校でひらがな、漢字を習うということもありますが、
根本的にいえば、周りの人もみな日本語を当たり前のように使うからですよね?
はい、我ながら今すごいアホなことを言っています。
ですが、環境というのを分かりやすく説明すれば、こんな感じのはずです。
これを実生活に置き換えてみましょう。
例えば毎日のように愚痴や悪口を言う人と一緒にいれば、
おそらく自分も一緒に言う人になるでしょう。
そうです、環境というのは良い面にも悪い面にも働くんです。
よく職場などで言われる、ぬるま湯体質というのもその内の一つでしょう。
なんとなく、きつい思いをせずぬくぬく出来る環境というのを、人は求めると思います。
僕もその内の一人です。
でもそれは仕方のないことだと思います。
人間は自分に甘い生き物だし、今更どうしようもありません。
ですが、環境というのをちょっと変えるとそれは一変します。
僕の環境はどのように変わったか?
では僕の環境が具体的にどのように変わったのか、
僕は大学1年までは、一般的な大学生の環境にいました。
なんとなく授業に出て、大学内でしか関わらない友達と、特に意味もない会話をする。
決して楽しくはないけど、まぁ時間つぶしにはいいかって感じの環境です。
ですが、大学2年になってから環境は一変します。
他大学の人との関わりを求め、校外に行くようになることで、
色々な人と接する機会が増えました。
特に、2年の夏に参加したインターンが環境を変える決定打となりました。
そのインターンには日本中の大学生が参加しますが、個性的な人ばかり。
みんな真剣に自分の将来を考えていて、エネルギッシュに行動する人ばかりでした。
そんな人達に囲まれる内に、大学生のうちにいっぱい遊ぶぜ!と、
本気で考えていた大学生活に終止符を打つことが出来るようになりました。
環境が変わった結果どうなったか
ここが一番大事で、環境が変わった結果僕はどうなったのかというと、
大きく三つあります。
1.休学をすることにした
僕が属しているコミュニティのメンバーは、休学して色々な事に挑戦する人が多いです。
それを近くで見ているので、僕は休学を選択することに対して特に変だと思わなくなりました。
大学の友達に、休学すると言ったところかなり驚かれましたが、自分としては「まぁ休学ぐらい、今時する人もいるだろ。」ぐらいの感覚です。
2.知らない人ともとりあえず会って話してみることにした
僕は実名でFacebookをやっているのですが、たまに知らない人から申請がきます。
とりあえず承認すると、大抵こういうメッセージがきます。
「はじまして!私は〇〇(大体ビジネスとか学生団体)をやっている〇〇と申します。駄菓子さんの投稿に興味があり、申請してみました。よかったら今度一度お会いしませんか?」
かなり怪しいですよね?笑
多分環境を変える前にこういうメッセージがきたら、無視していたと思います。
でも、色々なイベントやワークショップに参加することによって、知らない人と会って話すことに段々抵抗がなくなってくるので、こういうメッセージもとりあえず返信してみます。
都合が良ければ取り敢えず会ってみて、色々なお話を聞きます。
それによって、見識を広げたりもできます。
そして、フットワークが軽くなりました。
承認した後はめっちゃめんどくさくて、ぶっちゃけドタキャンしたくなるけど。
3.ブログを始めた
これも環境を変えたからだと僕は思っています。
以前、このような記事を書きましたが、僕がブログを始めた理由として、
「自分が普段考えていることをぶちまけたい!」というのがあります。
さすがにアクセスが0だと更新する気が失せますが、
基本的なスタンスとして、自分本位に書きつつ誰かの役に立てればいいなって思いながら記事を書いています。
それゆえ、このように自己満足な記事が生まれるのです。笑
環境を変える前まで、そもそも僕は「考える力」というのが弱かったです。
日々をただ何となく過ごしていたので、考えるも何もなかったのです。
それが、環境を変え色々な刺激を受けることにより、自分には何ができるのだろうか?と色々考えるようになりました。
その結果、「よし!ブログを書くことを通じて色々なスキルを身に付けよう!」と思うようになりました。
環境を変えてみませんか?
もしあなたが今、つまらない日々を送っていると自分で思っているなら、
それはもう環境を変えることでしか打破する方法はないと思います。
大学生だったら、とりあえず色々な人と会ってみて、見識を広げてみる。
何となく面白そうだと思ったことに挑戦してみる。
そうすると、自分では想像さえしていなかった状況に自分がいることが出来ると思います。
僕は2年生になった時、まさか自分が休学するなんて思ってもみませんでした。
「想像できないことは実現できない」
この言葉を一度は聞いたことがあると思います。
僕が環境を変えなかったら、「休学」というのは想像さえしなかったでしょう。
留年は変えなくても想像できたかもしれませんが( ノД`)笑
それがなぜ今想像できるのか、それは環境を変えて自分の知らない世界へと踏み込むことが出来たからだと思っています。
休学中には、今では想像さえできないことに出会えるかもしれません。
もちろん出会いたいし、今からワクワクしています。
まとめ
今回この記事を書いた理由は二つあります。
まず一つ目が、冒頭に紹介した本の内容を読んだ時に、これめっちゃ共感できる!と思ったからです。
こういう記事を書くと意識高い系と馬鹿にされそうで少し震えますが、
僕自身は環境を変えることに成功したので、もし現状に不満を抱いている人にとって参考になったらとても嬉しいです。
二つ目が、この前大学でたまに話す友達数人とたまたま飲みに行きました。
僕は別に飲みの席で熱い話とか、真剣な話をしたいと思うわけではないのですが、
そこでの会話は、「タバコ」、「女」、「バイト」、「悪口」
こればっかりでした。
多分1年生の頃ならこの状況に大して違和感を抱かなかったと思いますが、
この時に関しては、まじこの会話何なんだよ!と頭の中でもやもやしていました。
その時に、「あぁ、俺は違う環境に行ったんだろうな。」と、初めて実感したんです。
別に友達を批判したいわけではなくて、単純に違う領域になったんだなと思いました。
人の生き方なんて人それぞれだし、どんな会話をしても良いと思います。
でも僕は、「この会話に自分はもうついていけないな。」と素直に思いました。
多分、僕はこの友達と飲みに行くことは今後無いんだろうなと、なんとなく思います。
恐らく誘ってくれても、もう行かない気がします。
環境を変えると、人間関係も変わってくるのだと実感する出来事でした。
さて、軽くまとめるつもりが書き始めると結構長くなりました。笑
環境を変えると人はどう変わるのか、理解していただけたら嬉しいです。
そして、現状に不満を抱いている人が変わるきっかけにこの記事がなれたら、とても嬉しいです!
本日も記事を読んでいただきありがとうございました(^^)/
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