友達が少ないことは悪いことなのか?でもやっぱり友達はほしい。
大学生になってからよく考える事がある。
「友達とは何なのだろうか」と。
僕はどちらかというと楽観的だが、それでもたまに
「俺が死んだら葬式にどれぐらいの人が来るんだろう~。」とか、
「結婚式をしたらどれぐらいの人を呼べるんだろう。」など...
僕自身、考えるという行為が好きなのもあるけど、意味もなくこういうことを考えてしまう。
友達という概念は重い
自分自身で思うに、恐らく僕が思う友達という概念は重い。
さすがに普段から一緒にいる人や、よく連絡を取る人は友達だ。
でも、ゼミが一緒だとか、たまに連絡を取る人は友達なのだろうか...?
友達というよりは、知り合いなのかなぁとか考えたりする。
軽い人だと、2,3回話したことがある人=友達なのだろうか?
それは分からないが、僕からするとそれは知り合いである。
だから友達は少ない
こんな事を書いているぐらいだから、やっぱり僕は物心ついた頃から友達は少ない。
でも、友達からネタで「駄菓子友達いないもんな!」と言われても、
「いやいるわ!」と返せるし、別に言われてもなんとも思わないから、
友達が少ないことに不満はないのだと思う。
しかし、春休みはとても暇である。悲しい。
友達は多ければいいのだろうか
世間というのは「友達が多い=良い」で成り立っているように思う。
テレビでも、友達が少ない人はヤバい括りで番組が作られたり、
「友達 少ない 男」で検索すると、
友達少ない=嫌われているというクソしょうもないことを書かれるわけです。
(モテないのは僕が証明しているので否定しません。泣)
かと思えば、「友達 少ない」で検索するとこんな記事もあります。
www.miyahaya.comうーん、友達が少ない人を勇気づけてくれますね。ありがとう。
ここで言いたいのは、別に「友達が少ないことは良いことだ!そうだよな!?」みたいな確認をしたいのではなくて、仮にこの記事が
「友達が多い人ほど信用できる理由。」なんて記事ならば、当たり前で記事にならないだろうし、
「友達が多い人ほど信用できない理由。」なら、陰キャの嫉妬乙みたいな感じに思われるわけです、たぶん。
それぐらい、日本では「友達が多い=良い」というのが成り立っているわけです。(海外は知らん)
友達の多い少ないに正解なんてない
というように、いまの日本では「友達が多い=良いこと」で成り立っていることを説明しましたが、
友達の多い少ないに正解なんてないのです。当たり前ですが。
正解なんて自分自身で作っていくべきなのです。
一番ダメなのが、「友達少ないってなんか恥ずかしいね。」という風潮。
逆に、「友達多いとか八方美人だよな。」という自己防衛。
このような、自分の価値観を振りかざすのが一番ダメなのです。
現代は友達が少ない人にやさしい
友達の多い少ないに正解はないと述べてきましたが、
僕が思うに、現代は友達が少ない人にやさしいです。
インターネットが発達してきたことによって、「繋がり」という行為が弱くなってきたからです。
昔だったら自分の住んでいるコミュニティにしかできなかった友達が、
気軽に日本中、世界中でSNSなどで作ることができます。
最近は減ったかもしれませんが、オンラインゲームなどでも作ることができます。
ただ、この方法での唯一の欠点であるのは、「繋がりが弱すぎる」ということ。
嫌な人だと思ったらすぐブロックできる分、普段の生活で付き合える関係になるのは、
かなり珍しいことでしょう。
声や感情の見えない人間関係に、密を求めるのは酷です。
それでも友達はほしい
友達が少ないけど、別にそれ自体に不満はないよ。と僕は序盤で述べてきました。
とはいえ、やっぱり友達は欲しいです。
これ以上友達がいらないなんて言う人は、対人関係で嫌な経験があり引きずっている人以外ではいないと思います。
友達を作るにはやっぱり"give and give"でしょう。
これができる人は本当に強いと思います。
損得勘定を考えるのが人間です。僕も"give and give"で行動できる人になりたいなぁ。
そういう意味で、あの有名な映画「イエスマン」は典型的な人物なのだと思います。
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この映画で主人公はどんな誘いやお願いに対しても"Yes!"で答えます。
僕は自分にとってつまらないと思うことや、面倒だと思うことに"No"ばかり突き付ける。
もちろん映画の話だから全てを受け入れるのは現実的に難しい話であるけど、
"give and give"を僕は目指していきたいと思います。